「夏といったらつけ麺」
そう思っていた時期が私にもありました。
汗をダラダラ流しながら、熱々の二郎をガムシャラに喰う。
これぞ夏の醍醐味ではないだろうか。
二郎到着
ラーメン二郎 小岩店への行き方・アクセス方法(小岩駅から徒歩)
時刻は12:26
嫌な予感がする。
誰も並んでいない。
非情の臨休か?
と思ったら並びがないだけで普通にやってました。
すぐに店内へ。
暑い中、並ばなくてラッキー(^^)
アッー!
「脂っKOIWA」に売り切れランプがついていない!
5度目の正直くらいでようやくありつけました!
やはり今日のような酷い暑さだと、客足が遠のくようなのでチャンスですね。
というわけで、「小ラーメン 700円」と「脂っKOIWA 50円」を購入。
今日は真剣に「脂っKOIWA」に取り組みたいので、豚増しやら煮玉子はなし。
空席が1つあったので、店主さんの案内に従って着席。
<卓上調味料>
<その他>
|
巨大な白アブラがプカプカ浮かぶ寸胴を、恋人を見るような視線で眺めながら待つ。
あれが奥深い旨味の秘密なのだろうか。
お店は店主さんと、いつものおばさま助手のナイスコンビ。
すると・・・
スポンサーリンク
脂っKOIWA 登場
着席から2分ほどで「脂っKOIWA」が登場!
細切れの白アブラが小鉢にてんこ盛りです。
どれ、味見をば…
パッと見、味があまりしなさそうに思えたけど、しっかりとカエシの味がついています。
臭みなどは一切なく、まろやかな脂の旨味・甘みを楽しむことが出来ます!
こりゃ旨い!
50円でこの旨さと量は、お得感アリまくりではないでしょうか。
脂っKOIWAに舌鼓をうっていると・・・
店主さん「ニンニク入れますか」
自分「ニンニク抜き、ヤサイアブラカラメ」
スポンサーリンク
ラーメン登場
小ラーメン 700円 + 脂っKOIWA 50円
コール:ニンニク抜き、ヤサイアブラカラメ
時刻:12:43(並びゼロで入店から約17分)
なんという美しさだろうか。
思わずため息がもれるほどである。
いつにも増して、旨そうな色つやを放つ豚さんたち。
パクっと一口…
うんめーこれ!!
これは当たり豚と言ってもいいのではないでしょうか。
赤身部分はしっとりで、白身部分はとろける。
味もしっかり染みております。
ヤサイはほぼモヤシだけど、みずみずしくシャキシャキ感を楽しめる。
次にスープ。
美しい醤油色に染まったスープは、艶かしい脂の輝きを放つ。
上質なワインを楽しむかのように、”それ”を舌の上で転がす。
醤油のキレ、豚の風味、グルのコク、脂の甘み、それらが絶妙なバランスで味覚・嗅覚の全細胞を刺激する。
幸せだ。実に幸せだ。
続いて麺。
麺はやや硬めな茹で加減。
小麦の薫りと、スープとの絡み具合はまさに匠のなせる技。
これを脂KOIWAという名の脂の沼に放り込む。
そして、脂を麺にたっぷりと絡ませる。
脂まみれになった麺は、ねっとりと舌に絡みつく。
濃厚な味に変貌した麺を頬張れば、豚の風味を丸ごと味わえる。
ええい!もうすべて丼に投入してやれ!
へへ…もうどこもかしこもアブラまみれや…
脂のインパクトは思いのほか大きかった。
豚の風味が増して濃厚になった分、醤油のキレが失われてしまったように思える。
ただこれ系の味は、乳化好きにはたまらないかもしれない。
脂KOIWAの丼投入は計画的に…。
お店を出たのは12:57。
並びゼロで空席多数。
食べている間も、終始空席がある状態でした。
真夏の小岩は穴場かもしれません。
【 完 】